メールで議論しても意味がない。
感情が分からないからだ。
「バカだね」と書いたら、バカにされたと思う場合も
あれば、「バカだね」を愛着を持ってオデコをピンと
弾く気持ちで使う場合もある。
「バカだね」という言葉も、ニュアンス次第だが、
メールでは真意は伝わらない。
広島DOJOでは密教はやめたと何度も言って、
メールやブログで書いてるのに、まだ伝わってなかった
ようだ。
最初の「インパクト」が強いと、思い込みが「強化」
されていって、なかなか修正が効かない。
「男系固執」だって、そのような「インパクト」と
「強化」が原因としてあるのだろう。
「男系が伝統」という言葉が、聞いた本人にとって、
それほど「インパクト」があったのだ。
そして20年かかって、繰り返し「強化」された。
伝統なんて考えたこともなかったから、「=男系」で、
解決したと思い込み、もはや原理主義と化してしまった。
「民主主義」という言葉も、素晴らしき制度なりと、
教科書で習った「インパクト」を、マスコミが「強化」
し続けて、疑うことができなくなっている。
学歴秀才であればフランス革命を讃美する思考はもう
治せない。
せめて「民主主義は最悪の政治形態である。ただし、
過去の他のすべての政治形態を除いては。」と言った
チャーチルくらいまでは相対化して欲しいが。
だが、わしに言わせれば、「日本の戦後民主主義を、
民主主義と思い込む学歴秀才につける薬などない」
ということになる。